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最下位になったので、ぼやく
2011年5月11日(水)
分類:
虎ネタ(ぼやき)
[この記事のURL]
昨晩はネットを見てても「嘆き節」が各方面で見られましたね。
「単独最下位」です。
まだ開幕1ヶ月、焦ることないし、もう順位が落ちることないんだから開き直っていけばいい…なんて呑気な気分になれないのは、やはり「なぜこの戦力で負けるのか」という「やりきれなさ」でしょう。過去の暗黒時代とはちょっと趣が違います。
この戦力で負けてしまう原因、といえば、やはり選手を起用する側に多くの非があるのはほぼ間違いないと思います。
サンスポの記事では現在の真弓監督のスタンスを支持する人が31%で支持しない人が52%だそうです。あれ?そんなもんかって数字ではあります。
記事では金本の異常な優遇が槍玉に上がってました。
まぁ、確かにそれも他球団になめられてしまう要因の1つです。打てないことよりも守れないことのほうがね。
金本が長年作り上げてきた偉大な記録にも終止符が打たれ、金本が試合に出なかったときに弟分の新井がサヨナラヒットを打って勝ったあの日から、タイガースは本格的に「脱皮」をしなければならなかったのです。
キャッチャーの城島も、金本と同じくらい問題でしょう。
何よりも、見ててボールをしょっちゅうポロッポロッとこぼす様は、プロとしてカネを取って見せる立場としてどうでしょうか?FAで藤井を取ってきたんだから使えばいい話しだし、あれだけワンバウンドのボールを捕球できないとピッチャーだって思い切ってボールを投げ込めないでしょう。なかなか本調子を上げれないコバヒロも、彼本人だけの原因ではないと思う。
金本・城島・コバヒロと、足を引っ張ってる選手の名前を挙げることはたやすいですが、原因は彼らよりもむしろ、使う側の首脳陣なのです。かつての暗黒時代のように「選手がいない」わけではないんですから。だからこそ「なぜこの戦力で負けるのか」になってしまう。
選手を叩くことはたやすい。しかし、それ自体はオレオレ詐欺の出し子を捕まえてるのと大差ない。問題は、その根っこの部分にあるんじゃないかな。
そして、その根っこともいえる首脳陣のがっかりは、試合に対する勝負勘のなさ、というか、素人以上にドン臭い采配にもあります。
たとえば5月4日に東京ドームで読売相手にサヨナラ負けした試合。先発の下柳を早めに交替させ2番手の榎田をマウンドにあげた。これ自体は悪くないのですが(よくもないと思ったが)直前の攻撃が6番の金本で終わったのに、榎田を9番の打順でそのまま起用。結果的に、榎田は素晴らしいピッチングをしたのに次の回の攻撃で榎田に打席が回ったために代打、1イニングで交替を余儀なくされ、その後余裕のない投手起用になってしまった。
榎田の好投をうまく活用できなかった試合は他にもあったと記憶している。
先発陣が好投しても中継ぎ以降が打たれる。今年何度も見た光景だが、これも打たれた投手だけを責めるのは短絡的だ。「打たれたのは結果論だ」とそれだけで片付けてしまう人もいるかもしれないが、僕はそうは思わない。投手を出すタイミング・順番も深みがなく、場当たり的な気がするし、何よりも半年間ペナントレースを闘っていく上での中長期的なペース配分など、考慮してるとも思えない(これは昨シーズン以前の球児のへばりなどを見てるとそう感じる)
そこにきておまけに「全力投球しにくい捕手」相手に投げさせられたら、勝負どころでパスボールとか気にしてまともには投げられないだろう。結果的に甘いコースに投げた球を打たれたりするのである。
こういった、様々な選手起用のセンスのなさ、そしてそれを打開しようとしないチームの雰囲気(1軍と2軍の入れ替えをせず、選手のチーム内の世代交代や競争を煽ることをしない停滞感)これは今日、明日の勝ち負けの問題だけではなく、2年後、3年後の戦力の伸び悩みの危惧さえ感じる。
もっともチーム内の競争のなさ、不公平さは2004年あたりからくすぶってる話でもあるのですが。
今タイガースに求められるのは選手がもっと活躍できるような雰囲気を引き出せるリーダーである。真弓は選手時代は素晴らしいプレーヤーだったのに、なぜここまで愚鈍なのか?監督3年目にしてどうしてここまで成長できないのか?
これはまったく理解できない。周りに彼に助言できる人はいないのだろうか?
チーム内での議論や切磋琢磨は本当にあるのだろうかと疑ってしまう。
ぶっちゃけて言えば今のタイガースの野球は「面白くない」と思う人が多いのではないだろうか。
もしこのまま、タイガースが暗黒時代に突入することがあるのなら、真弓と現時点でのフロントの責任はきわめて大きいだろう。2003年の星野監督時代以降にファンになった「勝ち慣れたファン」はおそらく「面白い野球」を見せるパリーグに鞍替えしていくだろう。そういった球団としての危機感のなさがこれまた、やりきれないのである。
と、ここまで書いたけど、実は僕は、嘆いている割には、そんなに心配はしていない(笑)
長いタイガースの歴史の中で、こういう監督がいる時代もあったと、おそらく振り返られるときがくると思っているからである。今月にも「甲子園球場での阪神戦」が球団創立以来4000試合に到達するという。75年以上にわたる「壮大なドラマ」のうちのワンシーンに過ぎないと思えば、気は少し楽になる。
村上ファンドやサントリーに身売りでもされない限り、阪神タイガースはおめでたく応援できる。
そして何よりファンは勝手なのでいつでも「応援をやめる」という選択肢を持っている。
僕にとって大事なのは、応援をやめることになっても、一生懸命応援していたときに培った人脈や仲間が残るかどうか、である。そして現に、タイガースを応援することで、タイガースをきっかけに、本当にたくさんの出会いと別れがあって、多くの仲間と、ほんの少しの友達ができた。
その感謝の気持ちがある限り、僕はタイガースを応援しますよ。最下位でも(笑)
球場に行くかどうかはまた別ですけど。
なんか、いつも通りのただ長いだけの文章になっちゃいました(笑)
まぁ、所詮ぼやきですから。
参考記事
http://www.sanspo.com/baseball/news/110511/bsb1105110504009-n1.htm
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月とすっぽん
2011年4月20日(水)
分類:
虎ネタ(ぼやき)
[この記事のURL]
勝ち負けの話ではないです。
昨日の濃厚な、ほんとに見てて楽しかった試合と比べたら。。
今日の、敵でも味方でもない、たった1人の男によって、試合全体を薄っぺらくされてしまった、その雲泥の差です。
そして審判もひどいけど、誤審って分かってても黙ってるような敵軍の振る舞いがプロとして許されるんだろうか、というのも疑問。
野球で元気をとか、頑張ろう!日本とか。
奇麗事並べて、所詮はその程度か、と。
一生懸命やって負けるなら納得がいくんですが、だらしないプレーと誤審で勝負そのものが興ざめになってしまうのは、どうにも納得いきません。
こんなむかつく試合、負けるわけにいかないだろ!って気持ちと、もういいよ、こんな試合って思う気持ちが同居してた試合でした。。
でも、昨年のようにシーズン終盤で星勘定1つの差が重要となってくる場面が来た場合、この「世紀の落球」が明暗を分ける可能性もあるわけです。。
グランドで仕事してる人たち、もちろん審判もですが、金もらってやってるんだからしっかりやってくれって思う。
それは真剣勝負を見ている人に届けるという意味で。
今日はほんとに、ひどくがっかりな試合でした。
ついでに。
どこぞの新聞サイトなんか、これですよ、これ。
http://mainichi.jp/enta/sports/baseball/news/20110421k0000m050128000c.html
『阪神は3番手の久保田が乱調で1死も取れなかった。』
久々に腹立ちまわしたわ。これが全国紙のレベルか、と。
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nik6.34